その後、どのように手術、入院生活を終えたか、帝王切開を終えて考えたことをまとめていきます。
すでに帝王切開が決まって手術を控えている方や、逆子の状態の方、驚かないように色んなパターンを知っておきたい方など、さまざまな方に読んでいただけたら嬉しいです。
準備したもの
・帝王切開用の前開きのできる下着
→通常の産後用下着は購入していましたが、病院から用意せよとのことだったので、4着ほど用意しました。
・身体を拭くボディシート
→しばらくお風呂には入れなさそうということがわかっていたので、少しでもすっきりできるよう、用意しました。
当日朝
前日は夜9時まで食べてOKで、朝は禁食でした。
朝9時に入院の手続きを済ませて、お部屋へ案内されました。
私が産むことを決めていた産院は、全部屋個室・洗面台付きで、母子同室ができるところでした。
夫も母もいたので、特に緊張もせず、過ごしていたかなと思います。
手術着に着替えて、病室でNST(ノンストレステスト)を受けました。

赤ちゃんに特に問題がないことを確認すると、いよいよ手術室へ。
ここで夫と母とは別れ、手術室の外で待っていてもらいました。
いざ、手術室へ
大きな手術は初めてだったので、メスを入れるというドキドキもあり、手術室が見られるというワクワクもありました。
この日担当してくれた看護師さんが、「今日一日面倒を見るから、何かあったら言ってね」と優しく声をかけてくれました。
帝王切開にしよう、と先生から言われた時に、色々と対応し、話を聞いてくれていた方だったので、とても心強かったのを覚えています。
手術室に入る前、浣腸をしてもらいました。60秒待つの大変だった…
落ち着いたら手術台へ。
寝転がって、あの手術室の電気が点く瞬間、「ドラマだ〜」と呑気に考えていました。
直前まで悩むのに、いざ始まったら流れに身を任せるタイプなので、そこまで緊張しなかったです。
手術の流れとしては、硬膜外麻酔→帝王切開術→赤ちゃんを取り出したら私は眠る、という流れで進みました。
なぜ取り出した後に眠るのかというと、取り出すまでは早いが、取り出してからの縫合などが大変で時間がかかり、お腹をいじられている感じから気持ち悪くなる人が多いからだそう。
じゃあ最初から寝てれば?と思うかもしれませんが、母が全身麻酔で寝ている状態だと、赤ちゃんも眠くなり、呼吸が苦しくなるからだそうです。
手術スタート
※ここから手術の描写が入ります。苦手な方は、次の見出しまで読み飛ばしてください。
手術台の上で背中を極限まで丸め、麻酔注射。
めっちゃ丸めてるはずなのに、「もっといける?」と言われる…。
注射はまあまあ痛かったです。
仰向けになり、麻酔の効きを確認。痛くはないけど、触られている感じはありました。
そして、手術スタート。
事前に聞いていましたが、赤ちゃんが大きめの予想だったので、本来なら横に切るところを縦に切っての手術でした。
麻酔が効いていて痛くは無いものの、お腹を引っ張ったり、いじられる感覚はすごくありました。
「もうすぐ出るよ〜」
という先生の言葉の後すぐ、産声が聞こえました。
「元気な男の子です!」
看護師さんに声をかけられ、顔の近くまで連れてきてもらいました。
とっっっても可愛かったです。
でも検診の時女の子と聞いていたので、「名前どうしよ?!」が一番でした笑
赤ちゃんは処置をするとのことでその場から離れ、私は縫合へ。
これがなんとも言えない気持ち悪さだった…。
そしてこの時どのような方法で眠ったのかは全く覚えていませんが、気づいたら処置が終わっていました。
記憶は断片的で、手術室から出て病室に戻るところと、途中看護師さんたちが「血圧が高い」と言っていたこと、「寒い」と身体をブルブル震わせていたことは覚えているのですが、時系列が全く分かりません。
気づいたら病室のベットで寝てました。
産めてよかった
帝王切開になると聞いた時は、自分の生活がいけなかった、あの時こうしていれば、とかいろいろと考えて自分を責めていました。
はっきりと思っていなくても、「下から産めなかった」という意識はどこかにあり、胸を張れない。
「帝王切開も立派なお産」と言うけれど、その言葉ってどうしても自然分娩ありきというか、特殊と言われているような気分になる。納得いかない。
多分、このブログにたどり着いた人は、そういうモヤモヤがあったんじゃないかな?と思います。
私もめっちゃ検索したし、今でも話題になるたびにみんなのコメントを読んじゃう。
だから、私は帝王切開するのって自然分娩より大変なんだよ、とは言いません。
どっちだって産まれたなら万々歳じゃん??
産まれた瞬間は、どんな方法で産まれたかなんて吹っ飛ぶんだから。
何か吐き出したい気持ちがあったら、このコメント欄やインスタのDM飛ばしてください。